印刷通販といえばプリントパック？印刷通販比較

Tweet

Pocket

印刷通販が普及した背景にあるもの

ひと昔前、DTPといえばApple社のMacを使うことが一般的でした。

それ以前は、活版により版下を作成し印刷するのが基本でした。

当然、そこには熟練した職人がいて、日数的にも技術的にも動かしがたい背景が横たわっていたのです。

その意味では、DTPによって、データ化が進んだことで場所的な縛りがなくなったとも言えます。

またインターネットが一般的となり、高速化したことで、当時では難しかったデジタル入稿などが行える環境が整って来たことになります。

印刷通販プリントパックは、2002年から通販による入稿から印刷、納品までを行えるサービスを展開しました。

プリントパックが通販印刷を行なった背景

DTPの普及に伴い、版下をデザイン会社でも行うことが一般的になりました。

それにより、印刷会社は入稿されたデータから版下を作成し、オフセット印刷機で印刷することが仕事の主体になります。

当然、活版による文字組は支持されなくなり、減少していきました。

印刷会社にとって、印刷機を維持することは決して楽なことではありません。

事実、オフセット印刷機を操作することはベテランの技術者でなければいけないからです。

しかし、この頃になりインクではなくより簡単に扱えるトナー式のオンデマンド印刷機が登場したことで、さらにオフセット印刷機の技術者さえその存在が危ぶまれる時代に突入しました。

プリントパックが通販印刷を始めた背景には、より広範囲から仕事を受注するためでもあったはずです。

印刷通販を手がける会社には2つのタイプが存在している

プリントパックのように自社内に印刷機を持っている昔からの印刷会社と自社内では印刷機を持たずにデジタル入稿の強みをビジネスに生かした新しいタイプの会社があります。

例えば、ラクスルなどがその代表ではないでしょうか。

全国的に昔から営まれてきた印刷会社は仕事を欲しているのが実情です。

しかし、全ての印刷会社がそれぞれに通販印刷をネット上で展開することは難しく、その意味ではラクスルなどが入り口となって、提携先に依頼する流れもまた自然なことだったのでしょう。

さらにいえば、印刷業界にも価格破壊の波が寄せていて、印刷物を手がける以上はクオリティを低価格でどう実現していくのかが課題になってきます。

印刷会社なら共通の悩みでもある低価格と品質をどう実現するのか

通販印刷を手がける印刷会社にとって本当の悩みは、技術力の維持にあるでしょう。

オフセット印刷機の方がオンデマンド印刷機に比べて設定が困難な分、高品質な仕上がりが期待できます。

つまり美術作品集とチラシでは求められる品質が異なるように、どこまでを標準品質とするのかはそれぞれの印刷会社にとってもユーザーにとっても見極めにくい部分です。

実際にプリントパックのそれは十分な品質と評価する人もいれば、それ以上に安価でスピーディなサービスを重要視する人もいることでしょう。

安価だけれど粗悪では価値がありませんし、上質だけど納期が遅れてしまうのでは依頼も安心できません。

便利になった印刷通販ですが、さらに求められる困難な課題にどう応えていくのか各社の企業努力に掛かっています。

法人利用なら断然ラクスルがオススメ！その理由とは？

・請求書払いが可能

・資本金79億円の安心感

Tweet

Pocket